top of page

オレンジ夢リング
~三編みづくりで認知症や高齢者の方とつながる~
三編みの”3つの色”に込めた想い
認知症の人は、地域で支えられるだけの存在ではなく、認知症の人も地域の人たちを応援したり支えたりする存在であることを伝えたくて、オレンジ色と白色と黄色の3色を編み込むことにしました。
オレンジ色は認知症サポーター、黄色は認知症の人や高齢者、白色は若い人たち。
そんなイメージでお互いが支え合っている地域を三つ編みリングで表現したいという想いです。
そんな想いから、グループホームやデイサービス、ご自宅で認知症の人も高齢者も一緒に作成するようになりました。
今年度は、このオレンジ夢リングを、認知症の人と高齢者、地域の人などが一緒に作ることで、認知症の人と共にまちづくりを進めています。

ゆめ伴カフェのお客様へのお土産として、高齢者の手作りのものをお渡ししよう!という企画から、三つ編みをうまく編まれる認知症の方がおられたことから、三つ編みのミサンガを作ってはどうか、というアイデアが出されました。
ゆめ伴カフェの企画会議(認知症の人も高齢者も参加する)で、みんなで三つ編みをしてみたところ、とても楽しく、素敵なコミュニケーションの空間が生まれました。
高齢の女性は三つ編みが得意です。若い男性スタッフなどは初めての三つ編み経験でもあり、高齢者がとても得意げに若いメンバーに三つ編み指導している様子は、とてもいきいきとされていました。
腕につけてみると可愛い。
認知症サポーターの証であるオレンジリングもいいけれど、認知症の人も一緒につくった手作りのリングができたらいいね。
いつしか、そのようなアイデアが自然と湧き上がりました。

