私たちの想い
〜認知症の人と共に笑い合いたい〜
「認知症のお母さんに、以前のようにキラキラ輝いていてほしい。認知症になったからといって希望を失ってほしくない。できることも、やりたいこともまだまだあるはず!」
そんな家族の声から、認知症の人が街の中で輝ける場や活動を創ろう!と、門真市介護保険サービス事業者連絡会と門真市社会福祉協議会、くすのき広域連合門真支所、地域活動団体が連携し「ゆめ伴プロジェクト㏌門真実行委員会」を2018年4月に発足させました。
認知症になっても夢をかなえる道のりを、まち全体で伴走していこうということで「ゆめ伴プロジェクト」と名付けました。
ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会 構成団体
門真市介護保険サービス事業者連絡会
門真市社会福祉協議会
門真市高齢福祉課
門真地域包括支援センター
クリエイティブチームプラスあるふぁ
認知症の人や家族、高齢者の皆さん
介護保険サービス事業者連絡会では、認知症の方や高齢者、市民などがオレンジ色のTシャツを着て、中継地点となる施設や企業に立ち寄りながら、みんなで楽しく歩く「RUN伴+門真」を2016年から開催してきました。
日頃は無表情な認知症の方が、オレンジ色のTシャツを着て、皆さんと助け合いながらゴールされるときに見せてくれた晴れやかな輝く笑顔に、私たちは多くのことを学びました。それは、「街で」「共に」「楽しむ」この三つの要素が、認知症の方が笑顔になる秘訣だったのではないか、また、認知症の方は地域住民にもかかわらず、街の中で活躍したり楽しんだりする場がほとんどないのではないか、ということです。
だからこそ、認知症の人が参加できる場や活動をバリエーション豊かに創ることで、選択肢も参加の頻度も、地域の方と仲間になる機会も増えることに気づきました。
そのために、ゆめ伴プロジェクト実行委員会では、認知症の人や高齢者の「やってみたい!」「あったらいいな!」という小さな声をきっかけに、一人ひとりの夢を多様な企業や団体と繋がり合うことで実現しながら、幅広い活動を展開させています。
受賞歴
◆「第5回ジャパンSDGsアワード 特別賞」受賞 (SDGs推進本部主催 本部長:岸田文雄内閣総理大臣 2021年12⽉))
◆「第8回 健康寿命をのばそう!アワード」厚生労働⼤⾂賞 最優秀賞 受賞 (厚⽣労働省主催 2019年11⽉)
◆認知症とともに⽣きるまち⼤賞 受賞(NHK厚⽣⽂化事業団主催 2019年12⽉)
◆認知症のイメージを変えよう ショートムービーコンテスト⼊選 (朝⽇新聞社なかまぁる主催 2019年10⽉)
◆産経市⺠の社会福祉賞 受賞(産経厚⽣⽂化事業団主催 2020年11⽉)